『キングダム・オブ・ヘブン』特集

『ロード･オブ･ザ･リング』で一躍ブレイクし次々と大作のオファーを得るオーランドの素顔とは? 『キングダム･オブ･ヘブン』の製作に関するゴシップも集めました｡

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■白馬の王子様的なルックスに世界中がため息 『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで、ストレートの金髪をなびかせながらエルフの王子"レゴラス"を演じて以来、王子様を思わせる正統派美形顔が世界中の女性を虜にし、『ケリー・ザ・ギャング』『チャンピオン 明日へのタイトルマッチ』への出演オファーが殺到。そして『パイレーツ・オブ・カリビアン』、『トロイ』といった大ヒット作でジョニー・デップやブラピら大物スターと共演後は、ファンから"オーリー"という愛称で親しまれるほどの人気者に成長した。 ■いつも2位、されど2位 オーリーの人気を証明するデータとして、雑誌の投票に興味深いランキングが掲載された。毎年恒例となっているアメリカの「ピープル誌」が選ぶ「最もセクシーな男性」という項目で、1位のヒュー・ジャックマンに続き2位にオーリーが選ばれた。イギリスの男性誌では、「最も浮気したい男性」としてジュード・ロウに続きまたもや2位にランクイン。両方とも2位というのが不思議な結果だが、3位以降にはデヴィッド・ベッカムやブラッド・ピットがいることを考えると、まさにオーリーの時代の到来を感じさせる。 ■オーリーの恋はいつでもロマンティック 人気沸騰中の身で、恋人宣言などしようものならファンの機嫌を損ねてしまうと考えがちだが、オーリーはファンと恋人の両方にたいして誠意を持って接するジェントルマン。そのため2002年に知り合ったケイト・ボスワースとの恋愛を公表。以後、婚約説や破局説がいくどとなく伝えられるお騒がせカップルとして、現在交際3年目を迎える。今年の1月にも破局報道が流れたが、3月にはオーリーとケイトが1泊6000ドルのホテルで、レンタルビデオを観ながら熱い夜を過ごしたという。ケイト以前に噂になった女優といえば、『モンスター』のクリスティーナ・リッチだ。当時25歳のオーリーが、パーティ会場でリッチの耳元に甘い言葉をささやいている姿が目撃されていた。 ■大作、話題作がぞくぞく公開予定 今後の出演作としては、キャメロン・クロウ監督の『エリザベスタウン』（原題）と、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の続編が決定している。キルスティン・ダンストと共演する『エリザベスタウン』（原題）は自殺を決意した男の再生物語で、アシュトン・カッチャーの代役として出演。撮影現場には大勢のファンが押し寄せ、「オーランド、愛してる！」と声援を送っていたという。一方の『パイレーツ・オブ・カリビアン』の続編は、現在2作目と3作目を同時に撮影している真っ最中。10代のころから大ファンだったというジョニー・デップと再共演できるとあって、オーリーも喜んで撮影に参加していることだろう。大規模なプロモーションも予定されており、主演の3人が"ブラックパール号"に乗って世界一周ヨットレースに参加する。全米での映画公開は2作目が2006年、3作目が2007年を予定している。 ■『キングダム・オブ・ヘブン』で超大作初主演を果たす 最新作『キングダム・オブ・ヘブン』でメガホンを取った巨匠リドリー・スコット監督は、オーリーの起用について「『ブラック・ホーク・ダウン』で一緒に仕事したときから知的さと情熱に感心していた（オーリーはヘリコプターから落ちる役）」とチョイ役だったオーリーに早くから注目していたことを明かした。プロモーションで日本に来日した際は、ブレイク後初の単独来日ということもあり、成田空港に700人のファンが出迎えた。オーリーも「こんなに大勢の女の子に騒がれたのは久しぶり！」と大感激。オーリー・フィーバーは記者会見とジャパンプレミアにまで及び、共演者のエヴァ・グリーンも驚きを隠せない様子だった。現在公私ともに絶好調のオーリーには、大スターとしての輝かしい未来が待っていることだろう。