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『イン・ハー・シューズ』特集

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IN HER SHOES
見どころ
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自己実現への道
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アカデミー賞への道のり
インタビュー
シューズ占い

見どころ

悩める女性の姿を繊細なタッチで描いた『イン・ハー・シューズ』は、ひと足早く全米で公開され、早くもアカデミー賞最有力候補と絶賛されたほどの感動作。正反対の姉妹を演じたキャメロン・ディアスとトニ・コレットがそろって来日し、豪華ツーショットインタビューが実現した。仲良しの2人はリラックスした雰囲気の中、ハリウッドスターとしてではなく、1人の人間として飾らないプライベートな日常についても語ってくれた。

2人が太鼓判を押す素晴らしい作品

Q:映画はお2人にとってどういう作品になりましたか?

(トニ・コレット以下T)T この映画の撮影は本当に満足できたわ。ストーリーもとても美しいし、この作品に関われたことにとても感謝しているの。キャメロンのようなすばらしい友人と仕事が出来た事もうれしかったし、とてもとても、素晴らしい経験だったわ。

キャメロン・ディアス(以下C)C 家族愛をテーマに描いた作品だから、男女を問わず楽しめると思うわ。観客はマギーやローズのキャラクターになりきって主人公たちと一緒に旅することができるんじゃないかしら。そういう作品に参加する事ができてとても幸せよ。


新しいことにチャレンジするには勇気がいる

Q:お2人にも、主人公と同じように悩んだ経験はありますか?

T わたしは、まさに彼女と同じ経験をしたの。とにかく自分自身の存在そのものがとてもストレスで、失望のどん底にいたことがあるの。ただ、この作品のよいところはそういう、どこか人生に失望した女性がその人生そのものを変えようとするために、生きる目標を見つけ出しているところだと思うの。そして彼女たちは冷たい世間の目や、閉じこもっていた殻を破って、人生の喜びを見つけるのよ。この物語のそういう部分に共感したわ。

C わたし自身はマギーのような経験はないわね。でも、トニが言うように、人生という旅に出るのは自分自身を発見することだと思うわ。この世で経験するすべてのことは、ほかのよいことにつながっていると思う。ただ、そこで立ち止まってしまうと、身動きがとれなくなってしまうのよね。そこから一歩踏み出して新しいことにチャレンジするのは、とても勇気がいることだと思うわ。だけど、1つのことを解決するとまた1つ問題が生まれちゃうものなのよね(笑)。でも、それらの問題とうまく付き合いながら前に進み続けることが、一番重要なんじゃないかしら。

靴のサイズは本当に一緒!

Q 劇中では靴のサイズ以外共通点のない姉妹を演じられていましたが、実際のお2人の共通点は?

T あるわ。こわいくらいあるから、結構ショックだったくらい(笑)。歳も同じだし、靴のサイズも映画の設定と一緒で同じサイズなのよ。

C この業界は、ほんとうにおかしい人が多くて、普通の人に出会うことがすごく難しいの。実際にちゃんと地に足がついている上に、オープンな性格の持ち主っていう理想的な人にはなかなか会えないのよね。だからトニのように、価値観とか物の見方とかが近い人に会えたことは、ほんとうに驚きだったわ。

T はっきりいって、みんな本当に大げさな人たちが多すぎるわよね!

C ホントにそうなの。映画業界では、友情とか、そういうものはどこかにいってしまいがちなのよね。

 


幸せになる方法

Q お2人もマギーとローズのように、自分らしい幸せを見つけることは出来ましたか?

T アメリカで仕事をしたあとにオーストラリアのわが家に帰って普通の生活をしているときが「自分らしい幸せ」の瞬間ね。たまった洗濯にはうんざりしてしまうけど(笑)、 いつもハリウッドで浮かれ騒ぐ日々を送っていると、そういう普通の生活にとても幸せを感じるわ。

C 人生のどんな位置にいるとしても、「よし、やりたいことはすべてやった。これですべて出来た」っていうような満ちたりた瞬間というのはなかなかないと思うわ。だからわたしは新しいことに日々挑戦して、物ごとが少しだけクリアになった瞬間や、「自分の人生がここにある!」っていう瞬間を楽しんでいるわ。わたしは結構シニカルになりやすいんだけど、幸せを感じる方法を自分なりに考えたのよ。例えば半分水の入ったコップを見たら、「半分しか入ってない」と思うんじゃなくて「半分は満たされている」って考えるようにしているの。そうすれば日々、感謝して幸せな気持ちでいられるでしょ?

 

幸せな時間

Q:幸せな瞬間を感じる完璧な一日があるとしたら、それはお2人にとってどんな日ですか?


T オーストラリアは自然がとても美しいところだから、庭のレモンを採ってきて、水に搾って……それから、おいしい朝ご飯を作って、友達とおしゃべりしながらおいしいワインを飲み、好きな本を読んで、太陽をたくさん浴びてっていう一日かな。

C それ完璧ね! わたしも友達や家族と一緒にいるときが大好き。家で静かに自分のことを理解してくれている人々と過ごす日って言うのはとてもいい日だと思う。おいしいご飯を作ったり、アクティブに動いたり、「リアルに人間になれる」そういう普通の日が好き。

映画では外見も中身も似ていない姉妹を演じたキャメロン・ディアスとトニ・コレットだったが、並んでインタビューに応える2人は本当にそっくり!しかも本当に仲が良さそうで、お互いに顔を見合わせてほほ笑み合いながら話す姿は姉妹というより双子のようだった。そして2人そろって「普通の生活が好き」と語る言葉に、あたたかく善良な人柄を感じることができた。 (取材・写真:FLiXムービーサイト)

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