『プラダを着た悪魔』特集 ブランド図鑑-お気に入りのコーディネートをチェック!-
本作の最大の見どころは、プラダはもちろん、シャネル、ヴェルサーチ、ケイトスペードと、名だたるブランドが「これでもか!」といいうほど登場する華やかなファッション! ブランド物の洋服を着こなせてこそ、“デキる女”の証しとばかりにブランド物を着まくる登場人物たち。アン・ハサウェイふんするヒロインの華麗な七変化ぶりや、メリル・ストリープふんするカリスマ編集長の格上な気こなし術をあなたのファッションにとり入れてみてはいかが?
「ファッション誌の編集者らしい装いを心掛けよう!」とアン・ハサウェイ演じるアンディが心を入れ替え、ファッション・ディレクターのナイジェルに見立ててもらったコーディネート。黒のジャケットはシャネルで、極ミニのスカートはイタリアのブランド、クリスティーナ・ティ。シャネルの高額ジャケットは、ランウェイの編集部に所属するアンディならでは。“凶器になるようなハイヒール”のブーツとマッチしていて、どこからどう見てもオシャレっ子! 大胆に開いた胸元はファッション誌関係者としての自信をチラ見せってこと? |
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カルバン・クラインのオリーブ色ワンピにケイトスペードのバッグは、アンディが鬼編集長ミランダのおつかいに走り回るときのファッション。ドレープが美しいジャージィ素材は、一見サテンのような光沢感がありつつも、走ったり座ったりしてもシルエットがきれいなままなのがポイント! しかも、幅広のベルトでウエストをキュッとマークし、豊満で女性らしい胸を強調している(?)のも心憎い。また、ブロンズとゴールドのコンビネーションがまぶしいケイトスペードのバッグは、日本でも即完売したもの。そして、頭に乗せたサングラスにはキラリと輝くシャネルマークが! |
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ミランダの自宅にランウェイの見本誌を届ける大切な任務を遂行するときは、時間外業務のカジュアルさを備えつつもキメのファッションで。ミュウミュウの真っ白なシャツに襟の開き具合が美しい半袖ニットを重ね、涙が出そうになるほどかわいいシャネルのネックレスをその上に飾れば、気合いとカジュアル感が程よくミックスしたスタイルの出来上がり! ボーイズライクなシャネルのツイードキャスケットもピリリとしたアクセントになっていて、とってもラブリー。 |
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一流ファッション誌のカリスマ編集長ミランダのファッションは、いつでもどこでもパーフェクト! デニス・バッソのファーコート、ダナ・キャランの黒いニット、ウエストマークがインパクト大なカヴァリのベルト、ヴェルサス・ヴェルサーチのサングラス、フェンディのバッグ、エルメスのパンプスと、頭のてっぺんから爪先までとことんゴージャス。女王様ばりのきらびやかさを持ち合わせていながら、デキる女のスマート感も損なっていないのがミランダ流ファッションのポイント。 |
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パリコレのパーティーでミランダが着用したドレスは、お待ちかねのプラダ! そして、ジュエリーはフレッド・レイトンのもの。フレッド・レイトンはアカデミー賞授賞式など、公式の場に女優たちが出席するときの御用達のジュエリーで、リース・ウィザースプーンやニコール・キッドマンが主演女優賞を受賞したときもフレッド・レイトンだった。そんなセレブのコーディネートを当然のごとくモノにしているミランダだが、黒いプラダをまとった彼女はまさに“プラダを着た悪魔”。なぜ“悪魔”なのかは本編を観てのお楽しみ。 |
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先ごろ来日したアンディ役のアン・ハサウェイが記者会見のときに着ていたボルドー色のワンピはミュウミュウのもの。初来日とあって、数週間前に気に入って購入した私物で登場するという気合の入れよう。会見時には「とにかくこのワンピがお気に入りなの。似合ってないと思ってもツッコマないでね」と笑顔を見せつつも、極度の緊張とライトの光のせいで汗をぐっしょりかいてしまい、ワンピの色が変色してしまっていたのもご愛嬌(あいきょう)。ハイウエストの切り替えしとパフスリーブが女の子らしく、黒いレザーのブーツともマッチしている。ただし、アン自身は「家に帰ったときに着られる普通のジャージーが一番落ち着く!」のだとか。美しい顔に似合わないおちゃめ発言もグッド! |
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