パパってなに？ (1997)：作品情報

見どころ

戦後ロシアの混沌とした時代の中で、一人の少年の視点から見た父親像、男性像に対する心の葛藤を描くドラマ。1998年のアカデミー賞外国語映画賞、ゴールデン・グローブ外国語映画賞にノミネートされたほか、世界各国で高い評価を得ている秀作だ。主人公の少年サーニャを演じるのは、タジキスタン出身のミーシャ・フィリプチュク。繊細で微妙な少年の心理を、大人顔負けの名演で印象的に演じている。

あらすじ

1952年、戦後のロシア。若く美しい未亡人カーチャと6歳の息子サーニャは、列車に乗って行く当てのない旅をしていた。サーニャはそこで出会った軍人トーリャと恋に落ち、3人は家族としてある田舎町で暮らすことになるが……。

キャスト

• ウラジミール・マシコフ
• エカテリーナ・レドニコア
• ミーシャ・フィリプチュク

スタッフ

監督

• パーヴェル・チュフライ

撮影

• ウラジミール・クリモフ

編集

• エカテリーナ・レドニコワ
• マリナ・ドブリャンスカヤ
• ナタリア・クチェレンコ

映画詳細データ

製作国

ロシア／フランス

日本語字幕

太田直子

配給

• コムストック

(シネマスクエアとうきゅう)