鏡の女たち (2002):作品情報
鏡の女たち (2002)見どころ
“松竹ヌーベルバーグ”の旗手として数々の問題作を送り出してきた吉田喜重監督が、『嵐が丘』以来14年ぶりにメガホンをとった新作。広島で被爆した老女、失跡した娘らしき記憶喪失の女性、孫娘という3世代の女性の生きざまを通し、原爆や戦争の傷跡を描く。主役の3人を演じるのは岡田茉莉子、田中好子、一色紗英。監督の公私に渡るパートナーである岡田茉莉子は、夫の作品への30年ぶりの出演、女優生活50年を飾る本作は集大成ともいえる作品となった。
あらすじ
24年前、生まれたばかりの赤ん坊を残して失踪した娘を捜す愛(岡田茉莉子)の元に、娘らしき女性・正子(田中好子)が現れるが、記憶喪失者だった。断ち切られた絆を取り戻そうと、孫の夏来(一色紗英)を交えた3人は愛が娘を産んだ広島へと旅立つ。
キャスト
スタッフ
映画詳細データ
- 英題
- WOMEN IN MIRROR
- 製作国
- 日本
- 配給
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- グルーヴコーポレーション
- 技術
- 35mm/ビスタサイズ/カラー/ドルビーSR
- (東京都写真美術館)