でらしね (2002):作品情報
でらしね (2002)見どころ
『櫻の園』『コンセント』などで評価の高い中原俊監督の最新作。生きる目的を失くした男が野心家の女性と出会い、反発、葛藤しながら再生していく姿を描く。フランス語で根無し草を意味する「でらしね」の画家を、ベテラン奥田瑛二が円熟味を増した演技で体現。撮影と同時進行で絵を描き下ろし、プロの画家としても活躍する自身に重なる役柄で見事な画才を披露した。相手役には『六月の蛇』の黒沢あすかがあたり、全裸でのモデルシーンにも挑んでいる。
あらすじ
妻子に逃げられ生きる目的を失った水木譲司(奥田瑛ニ)は、ダンボールの紙片に描いた絵を売るホームレスの画家。その才能に目をつけた画商の今日子(黒沢あすか)は画壇にデビューさせようとするが、彼は断る。そんな中、酒に溺れる譲司の肉体は病魔に蝕まれていた。
キャスト
スタッフ
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
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- ライズピクチャーズ/メディアボックス
- 技術
- 35mm/カラー/ビスタサイズ
- (シネマ・メディアージュ)