チーズとうじ虫 (2005):作品情報
チーズとうじ虫 (2005)見どころ
まったくの素人である加藤治代が監督を務め、ガンに侵された母親の闘病生活と死を追ったドキュメンタリー。病を抱えつつも笑顔を絶やさない母親と、高齢の祖母との何気ない日常生活を、小さな田舎町の自然とともに淡々と映し出す。闘病の壮絶さや感傷に陥ることなく、家族との時間を静かに見つめた本作は、2005年山形国際ドキュメンタリー映画祭小川紳介賞&国際批評家連盟賞をW受賞したほか、ナント三大陸映画祭ドキュメンタリー部門最高賞を受賞したなど各地で絶賛された。
あらすじ
ガンを患う母親の看病をしている加藤治代は、母の発病から3年後に撮影を始める。畑仕事に精を出したり油絵を描いたり、限られた命を精一杯生きる母と、高齢の祖母との何気ない日常風景がカメラに収められていく。母の死後、加藤の撮った映像を繰り返し観ながら娘の思い出をたどる祖母と、自身の心情を記録していく。
キャスト
スタッフ
- 監督・撮影・出演
- 撮影
- 整音
- 編曲
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 技術
- カラー/DV
- (ポレポレ東中野)
- リンク
- 公式サイト