低開発の記憶-メモリアス- (1968):作品情報
低開発の記憶-メモリアス- (1968)見どころ
『苺とチョコレート』からさかのぼること四半世紀、キューバの巨匠トマス・グティエレス・アレアがキューバ革命後のハバナを背景に、ブルジョア青年の孤独をリアルにつづった社会派ドラマ。核となる「低開発」な国キューバを冷静に見つめる主人公セルヒオのモノローグ。ラテンアメリカ映画のマスターピースといわれながら、日本では1970年代に特別上映されたのみ。カストロの「祖国か死か」の演説など、劇中に挿入されたドキュメンタリー映像にも注目。
あらすじ
カストロが社会主義宣言を行なった1961年のハバナで、ほかのブルジョアと同様に妻や両親が亡命を決める中、セルヒオ(セルヒオ・コリエッリ)は、ひとりキューバに残り小説を書いて過ごす。母国キューバの崩壊を傍観していた彼だが、自身にも崩壊の危機が迫っていることに気付き……。
キャスト
スタッフ
- 監督
- 原作
- 製作
- 脚本
- 撮影
- 音楽
映画詳細データ
- 英題
- MEMORIAS DEL SUBDESARROLLO
- 製作国
- キューバ
- 配給
-
- Action Inc.
- 技術
- モノクロ
- (ユーロスペース)