おそいひと (2004):作品情報
おそいひと (2004)見どころ
体の自由だけではなく心の自由までを奪われた、ある身体障害者の凶行を描くバイオレンスドラマ。大阪芸術大学出身の異才・柴田剛がメガホンを取り、『鬼畜大宴会』の熊切和嘉が編集で参加。障害者の支援活動の傍らライブや舞台で幅広く活動する住田雅清が主役を演じ、圧倒的な存在感で観る者の目を惹(ひ)き付ける。頭に焼き付くモノクロームの美しさやノイズミュージックとともに、恐怖や切なさといった複雑な感情が後を引く。
あらすじ
重度の身体障害者である住田(住田雅清)の元に、卒業論文のために介護を経験したいという敦子(とりいまり)が訪れた。もう1人の介護者のタケ(堀田直蔵)のライブや詩の朗読会に連れ立って出かける2人だが、住田にある感情が芽生えはじめる。同じ障害者の福永(福永年久)の忠告もむなしく、住田は感情を抑えることができず……。
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映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
-
- シマフィルム
- 技術
- モノクロ
- (ポレポレ東中野)
- リンク
- 公式サイト