船、山にのぼる (2007):作品情報
船、山にのぼる (2007)見どころ
広島県灰塚地区で12年にわたって進められたアート・プロジェクトの全ぼうをとらえたドキュメンタリー。ダム建設のため水底に沈んでしまう森の木で巨大な船を作り、ダムの水の力で船を山の頂上まで移動させるという壮大な計画を追う。監督は『ニュータウン物語』の本田孝義。建築家や美術家、写真家からなるユニット・PHスタジオのメンバーたちが周辺住民や自然環境と対話を重ねながら、“森の引っ越し”に挑む様子を静かに見つめる。
あらすじ
長い建設反対運動の末ダム建設が決定した広島県北東部の灰塚地区で、1994年からダム周辺環境の再建が始まる。アートユニット・PHスタジオは“森の引越し”をテーマとしたプランを発表。伐採される木で全長60メートルにおよぶ巨大ないかだ状の船を作り、それを山の頂上に移動するという壮大なプロジェクトを開始する。
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
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- 戸山創作所
- 技術
- カラー/DV
- (ユーロスペース)
- リンク
- 公式サイト