鉄の子カナヒル (2007):作品情報
鉄の子カナヒル (2007)見どころ
ニライカナイ(沖縄の儀礼用語で神の住む世界、異界)からやって来た赤子カナヒルの、切なくもたくましい生きざまを描く人形ファンタジー。沖縄の文化を題材に、独特の画風の作品を発表する版画家・絵本作家の儀間比呂志の同名絵本が原作。アメリカの特撮スタジオで経験を積んだ比嘉一哲・之典の双子の兄弟が、9年の歳月をかけて素朴な人形に息を吹き込んだ。沖縄の歴史や人間の心についての深い考察が胸に響く。
あらすじ
沖縄に鉄というものがなかった時代。海の彼方、ニライカナイから鉄の赤子カナヒルがやって来た。その異形に困惑する者、いじめる者にも、カナヒルは笑ってすごす。13年後のある日、凶暴な鬼たちにとらえられたカナヒルは、魔物の島へと連れ去られてしまう。
キャスト
スタッフ
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
-
- 比嘉ブラザーズ
- 技術
- カラー/スタンダード
- (下北沢トリウッド)