さくらんぼ 母ときた道 (2007):作品情報
さくらんぼ 母ときた道 (2007)見どころ
知的障害を抱えながらもわが子に無償の愛を注ぐ母、思春期を迎えそんな母を疎んじる娘、そして二人を見守る父の一家が織り成す家族ドラマ。観光地としても知られる中国・雲南省の元陽を舞台に、『歌舞伎町案内人』のチャン・ジャーベイ監督が、家族の愛情と成長のドラマを優しい視点で紡ぎ出す。一心に我が子を愛する母親を『鳳凰 わが愛』のミャオ・プゥが好演。一人っ子政策を背景につづられる、家族愛の本質を突くテーマが感動的。
あらすじ
中国の片田舎に住む葛望(トゥオ・グオクァン)は知的障害を抱えている桜桃(ミャオ・プゥ)を嫁にするが、二人の間には子どもができなかった。子どもを切望する桜桃は村に捨てられていた赤ん坊を拾うが、夫婦で生きることさえ苦しいうえに、その捨て子を認知したら本当の自分の子どもが持てないと危惧(きぐ)した葛望は赤ん坊を売り飛ばしてしまう。
映画詳細データ
- 英題
- CHERRIES
- 製作国
- 日本/中国
- 配給
-
- ザナドゥー
- 技術
- カラー/ビスタサイズ/ドルビーSRD
- (テアトル銀座)
- リンク
- 公式サイト