草原の女 (2000):作品情報
草原の女 (2000)見どころ
内モンゴルに息子と暮らす遊牧民の女性が、二人の男の間で揺れ動きながら力強く生きる姿を描く人間ドラマ。厳寒の大自然に耐えてひたすら働くヒロインを演じるのは、『王様の漢方』に出演しているモンゴル民族のハースカオワ。『胡同の理髪師』のハスチョロー監督の長編デビュー作で、自らの故郷モンゴルの草原での人間の営みを深く掘り下げる。なかなか知ることのない内モンゴルの人々や子どもの生活、恋、結婚などもとても興味深い。
あらすじ
厳冬の内モンゴル。羊を飼いながら息子(デンジバヤル)と暮らすゾル(ハースカオワ)は、都会に行ったきり戻らない夫を待っていた。ある日、ガル(トゥメン)という見知らぬ男がやってきて、次第にゾルと息子にとって大きな存在になっていく。しかし、羊を追う仕事をガルに任せることにした矢先に、ゾルの夫ラシ(バオハンルン)が数年振りに帰ってくる。
映画詳細データ
- 製作国
- 中国
- 配給
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- ワコー
- グアパ・グアポ
- 技術
- カラー/ビスタサイズ
- (新宿K's cinema)