子供の情景 (2007):作品情報
子供の情景 (2007)見どころ
イラン映画の鬼才モフセン・マフマルバフ監督の娘で、2003年に14歳でドキュメンタリー映画を撮り上げたハナ・マフマルバフ監督による長編劇映画デビュー作。アフガニスタンのタリバンに破壊されたバーミヤン遺跡の近くに住む愛らしい少女の冒険を通し、戦争のもたらす不条理や残酷さを衝撃的に描きだす。脚本は『私が女になった日』の監督で、ハナ監督の母親でもあるマルズィエ・メシュキニ。戦争ととりわけ子どもとの関係を鋭く、想像力たっぷりに描いたストーリーテリングと演出力は見事。
あらすじ
6歳の少女バクタイ(ニクバクト・ノルーズ)は学校に行くために、市場で卵を売ったお金で何とかノートを手に入れる。しかし着いたところは男子校で、バクタイは追い返されてしまう。女子校を探したり、タリバンごっこをする少年にいじめられたり、バクタイは学校で勉強するまでに多くの壁を乗り越えなければならなくて……。
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キャスト
スタッフ
- 監督
- 脚本
- 製作
- 撮影
- 美術
- 編集
- 音楽
映画詳細データ
- 英題
- BUDDHA COLLAPSED OUT OF SHAME
- 製作国
- イラン
- 配給
-
- ムヴィオラ
- 技術
- カラー
- (岩波ホール ほか)