亀 (2008):作品情報
亀 (2008)見どころ
『えび』や『くらげ』などを手掛けた東京造形大学出身の新鋭、池田将監督による群像劇。都会の片隅でひっそりと暮らす10人の男女のありふれた日常の3日間をリアルに切り取る。主演は自らも映像作家として活躍する『ハッピーフライト』の森岡龍。友人同士でもある池田監督とともに、肩ひじ張らない演技を見せる。ほぼ無名に近い俳優たちを使いながらも、それぞれが持つ個性を存分に引き出し、スクリーンでそれを輝かせる池田監督の手腕にうなる。
あらすじ
すべての人が眠りについたかのような都会の闇に、原付のエンジン音が静かに響く。そこにはインクのシミを指につけながら黙々と新聞配達の準備をする若者(森岡龍)や、鼻血を流しながら受験勉強を続ける若者(中野晃太)がいた。ある者(西谷星来)はユニットバスで爆弾のぬいぐるみを抱えて悶々とし、そしてある者(篠原杏子)は精神安定剤を流し込んでようやく眠りにつき……。
キャスト
スタッフ
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
-
- トリウッド
- 技術
- カラー/DV