雨が舞う ~金瓜石 残照~ (2009):作品情報
雨が舞う ~金瓜石 残照~ (2009)見どころ
かつて金鉱で栄えた台湾北部の金瓜石の歴史を追ったドキュメンタリー。日本の植民地であった1930年代に全盛期を迎え、1987年に閉山した金瓜石の過去1世紀にわたる栄枯盛衰の歴史を当時を知る人々にインタビューしながらたどる。監督は、『風を聴く ~台湾・九イ分物語~』の林雅行。金瓜石の思い出を語る人々の言葉から浮かび上がってくる日本の台湾統治時代や、太平洋戦争といった日台間の複雑な歴史を改めて考えさせられる。
あらすじ
かつて東洋一の金鉱として知られた台湾北部の金瓜石は、金脈が発見されてから日本企業によって開発が進められ、日本の植民地であった1930年代に全盛期を迎えた。太平洋戦争中は捕虜が過酷な労働に従事させられ、戦後は中国政府の管理を経て1987年に閉山。全盛期に、同地に生きた日本人や台湾人の金瓜石に寄せる思いをたどる。
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
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- クリエイティブ21
- 技術
- カラー
- (ユーロスペース ほか)
- リンク
- 公式サイト