面打 men-uchi (2006):作品情報
面打 men-uchi (2006)見どころ
天才と呼ばれる若き面打師、新井達矢の能面の創作過程を追ったドキュメンタリー。一つの木の塊が削られ、観世流能楽師の中所宜夫によって使用されるまでを克明に描く。音楽やナレーションには一切頼らずに新井がただ木を彫り続ける音だけを記録し、張り詰めた空気感までをとらえる。監督は『蝕旋律』の三宅流。繊細(せんさい)でいて自信にあふれる若い芸術家の手の動きや、能面の世界に魅了される。
あらすじ
史上最年少の22歳で文部科学大臣奨励賞を受賞した能面師、新井達矢。6歳より面を彫り始め、天才と呼ばれるようになった新井の作業部屋での作業に密着。木の塊から面が生まれ、舞台上で能楽師によって息を吹き込まれるまでをカメラがじっくりととらえる。
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
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