日高川入相花王 (2005):作品情報
日高川入相花王 (2005)見どころ
人形浄瑠璃を歌舞伎舞踊化した「道成寺物」の一演目で、人形・清姫と人形使いにそれぞれ坂東玉三郎と尾上菊之助がふんした2005年の歌舞伎座公演を映像化。愛する安珍への嫉妬(しっと)心のあまりに大蛇に変身してしまう清姫のてん末を描く。玉三郎と共演の坂東薪車は人形振りで演じ、人形のような表情や振りで感情の動きを好演。踊りで表現される女の情念に、心底震え圧倒される。
あらすじ
安珍を追って日高川の渡し場にやって来た清姫(坂東玉三郎)だったが、船頭(坂東薪車)は、かたくなに船を出そうとしない。実は船を渡さないようにと、安珍から頼まれていたのだ。愛する安珍に逃げられて怒りと嫉妬(しっと)に狂う清姫は、とうとう大蛇に姿を変えて川を渡っていく。
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
-
- 松竹
- 技術
- カラー
- リンク
- 公式サイト