無防備 (2008):作品情報
無防備 (2008)見どころ
釜山国際映画祭でグランプリを獲得し、実際の出産シーンを登場させたことでも注目された、新進気鋭の日本人監督による感動的な人間ドラマ。田舎のプラスチック工場で働く30代の主婦の前に出産が迫る妊婦が現れたことから、ヒロインのトラウマや夫婦間の悩みがえぐり出されていく様子を描く。監督は前作『隼』でぴあフィルムフェスティバル準グランプリを受賞した市井昌秀。息が詰まるほどのヒロインの日常と、一転してすがすがしい再生が心にしみる。
あらすじ
プラスチック工場で働く律子(森谷文子)には親しい友人もいず、夫とは寝食を別にする家庭内別居状態が続いていた。そんな中、妊娠中の千夏(今野早苗)が工場に入社してくる。千夏と親しくなった律子だが家では夫に冷たくされ、幸せそうな千夏が憎らしくなってくる。しかし、その背景には律子に起きた過去の不幸な出来事が関係していた。
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映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
-
- エスピーオー
- マジックアワー
- 技術
- カラー/デジタル/R-18
- リンク
- 公式サイト