泣きながら生きて (2006):作品情報
泣きながら生きて (2006)見どころ
日本で不法滞在を続けながら複数の仕事を掛け持ちしてひたむきに生きる中国人男性と、上海に住む家族との10年間を追ったドキュメンタリー。2006年冬に全国ネットでテレビ放映され大きな反響を呼び、劇場上映へと発展。日本、中国、そしてニューヨークへと離散し、文化大革命の混乱のためにかなえられなかった夢を一人娘にたくす父親の身を削るような生きざまをつづる。波乱の人生を素直に受け入れ、家族のため真っすぐ前を見つめる目とその言葉に胸を打たれる。
あらすじ
1989年、日本語学校で学ぶために中国から北海道にやって来た丁尚彪(ていしょうひょう)は、東京へとたどり着いた。勉学への夢を娘に託すことを決意した丁。掛け持ちの仕事で得た金を、上海に暮らす家族に10年近く送り続けていた。そして1997年、ニューヨークの大学で医学を志すことになった娘と東京でつかの間の再会を果たす。
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
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- ムーンビームス
- 技術
- カラー
- リンク
- 公式サイト