湯の里ひじおり 学校のある最後の1年 (2009):作品情報
湯の里ひじおり 学校のある最後の1年 (2009)見どころ
昔ながらの風情を残す湯治場、山形県の肘折温泉を舞台に、湯治客がゆっくりと時を過ごす山間の温泉地の光景と、その一方で村の抱える少子高齢化の問題を描くドキュメンタリー。肘折小中学校の閉校に肩を落とす住民たちが、この地への誇りを再び取り戻す姿を間近でとらえる。監督は、ドキュメンタリー映画の撮影や編集を手掛けてきた若手の渡辺智史。現代の日本が直面するさまざまな問題の影響を例外なく受けながらも、21世紀にも変わらず残された人と人との触れ合いや自然にホッとさせられる。
あらすじ
山形県の月山のふもとにある肘折温泉。近隣の農民たちが湯治に訪れては、静かに過ごす光景は昔と変わらない。しかし、近年の少子高齢化の影響で湯治客は激減し、肘折小中学校は閉校に追い込まれる。そんな中、学校で使われなくなった楽器でブラスバンドを組もうという大蔵村の青年団の呼び掛けに、卒業生たちが集まってくる。
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
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- アムール
- パンドラ
- 技術
- カラー/ステレオ
- リンク
- 公式サイト