海の沈黙 (1947):作品情報
海の沈黙 (1947)見どころ
レジスタンス文学の代表作として名高いヴェルコール原作の同名小説を映画化したヒューマン・ドラマ。ドイツ占領下のフランスの地方都市を舞台に、家に同居することになったドイツ人将校と、生粋のフランス人である老人と姪の緊張感あふれる関係を描く。監督は、1947年に本作で長編デビューを飾った今は亡き名匠、ジャン=ピエール・メルヴィル。3人の登場人物が織り成す複雑な心理劇を、陰影の強いモノクロームの映像が盛り上げる。
あらすじ
1941年、ドイツ占領下のフランスのとある村で、老人(ジャン=・マリー・ロバン)は姪(ニコール・ステファーヌ)と二人で暮らしていた。ある日、彼らはドイツ兵に2階の部屋を将校(ハワード・ヴァーノン)に提供するよう言われる。現れた将校はフランスに対してあこがれを抱いており、毎晩フランスに対する思いなどを語るが、彼らは無言を押し通す。
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キャスト
スタッフ
- 監督・脚本
- 原作
- 撮影
- 音楽
- 製作
- 製作主任
- 製作総指揮
映画詳細データ
- 英題
- LE SILENCE DE LA MER
- 製作国
- フランス
- 配給
-
- クレストインターナショナル
- 技術
- モノクロ
- (岩波ホール)