怒る西行 (2009)：作品情報
怒る西行 (2009)
見どころ
『ニュー・ジャック＆ベティ』などで知られる映像作家、沖島勲監督が、玉川上水の久我山から井の頭公園へと至る沿道を歩きながら東京の風景が変わっていくことに対する思いを静かに語る異色のドキュメンタリー。監督第6作目にして初の自作出演映画となった今作で、あまりにも簡単に変わり果てていく現代の風景に対して沖島監督独自の方法論で警鐘を鳴らす。沿道を吹き抜ける風に思いをはせる、沖島監督のまなざしに引き込まれる。
あらすじ
寡作の作家として知られる映画監督の沖島勲が、長年散歩道として歩いてきた玉川上水の久我山から井の頭公園に至る沿道の一部が、東京都が推し進める放射五号道路建設計画に伴って、なくなってしまうことが決定した。その計画を知った沖島監督はその風景を記録に残すため、新緑の中を吹き渡る風の中、沿道を歩き始める。
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
-
- YKKプロダクション
- 技術
- カラー/DV撮影
- リンク
- 公式サイト