アヒルの子 (2005):作品情報
アヒルの子 (2005)見どころ
コミューン団体、幸福会ヤマギシ会の教育施設で幼年期の1年を過ごした女性の姿を通して、現代の家族の問題を問い直す鮮烈なドキュメンタリー。被写体の小野さやか自身がメガホンを取り、自らの家族と対峙(たいじ)し、長い間抱えてきた苦しみをあぶり出していく。『ゆきゆきて、神軍』『全身小説家』などのドキュメンタリーの巨匠、原一男が製作総指揮を務めることもあり、赤裸々で容赦ない展開にがく然となる。
あらすじ
小野さやかは常に生きづらさを感じながら生きてきた。それは、5歳のときにヤマギシ会の幼年部に預けられたことで、家族に捨てられたと考え傷ついていたからだ。彼女は呪縛(じゅばく)から解放されるために家族一人一人と対峙(たいじ)するが、解決策は見つからない。そこで、名簿を基にヤマギシ会の同級生たちを訪ね歩いてみるが……。
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
-
- ノンデライコ
- 技術
- カラー/SD
- (ポレポレ東中野)
- リンク
- 公式サイト