BUNGO -日本文学シネマ- 檸檬 (2010):作品情報
BUNGO -日本文学シネマ- 檸檬 (2010)見どころ
詩情豊かな作風で今も根強い人気を誇る夭折の作家・梶井基次郎の同名短編小説を映像化した文芸ドラマ。肺病に冒された主人公の心象風景を、『純喫茶磯辺』の吉田恵輔監督が繊細かつ大胆に描き出す。原作者・梶井基次郎の分身ともいえる主人公に『ROOKIES -卒業-』の佐藤隆太が挑み、『いけちゃんとぼく』の蓮佛美沙子、『猿ロック THE MOVIE』の和田聰宏らが共演。作家の隠された素顔をのぞくことができるような、長編大作とは一味違った魅力を堪能したい。
あらすじ
肺を病んだカジイ(佐藤隆太)は得体の知れない不安にとらわれ、それまで関心を持っていた音楽や詩への興味を失い、さまよい歩いていた。そんな折、ふと足を止めた果物屋でレモンを一つ買う。そしてカジイは、自分を不安にさせるさまざまな物事が、爆弾に見立てたレモンによって爆破される様子を想像して、一人興奮する。
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
-
- アニプレックス
- 技術
- カラー
- (シネセゾン渋谷)
- リンク
- 公式サイト