悲しみのミルク (2008):作品情報
悲しみのミルク (2008)見どころ
母親の苦悩が母乳を通して子どもに伝染する「恐乳病」という南米ペルーの言い伝えを基に、残酷ながらも感動的なストーリーを紡ぐ寓意(ぐうい)劇。第59回ベルリン国際映画祭金熊賞、第82回アカデミー賞外国語映画賞ノミネートなど、国際的に高い評価を受けた。監督は、本作が長編第2作目にあたるクラウディア・リョサ。恐乳病におびえるヒロインの姿や行動から、ペルーの激動の歴史が見えてくる。
あらすじ
母親を失った若い娘ファウスタ(マガリ・ソリエル)。母乳を通して母の体験した苦しみを受け継ぐ病、「恐乳病」に侵されていると信じるファウスタは、男たちから身を守るためにじゃがいもを体の奥にひそませていた。母の埋葬のためにピアニストの屋敷で働いているファウスタだったが、ある日ファウスタの口ずさむ歌が雇い主の心をとらえる。
キャスト
スタッフ
- 監督・脚本・製作
- 製作
- 撮影監督
- 美術監督
- 編集
- 音楽
映画詳細データ
- 英題
- LA TETA ASUSTADA
- 製作国
- ペルー
- 配給
-
- 東風
- 技術
- カラー/35ミリ/HD
- (渋谷ユーロスペース ほか)
- リンク
- 公式サイト