ふゆの獣 (2010):作品情報
ふゆの獣 (2010)見どころ
関係が崩れることを避け、当たり障りのない態度でやり過ごしてきた4人の男女が、やがて壊れていく関係を受け入れながら嫉妬(しっと)やエゴをむき出しにしていく姿を描く人間ドラマ。監督・編集・撮影・音響効果など単独でこなした内田伸輝監督の実体験をヒントに、長回しや即興演出を駆使して喜怒哀楽の感情のすべてをあらわにする人間の本性をあぶり出す。登場人物たちの繰り返される葛藤(かっとう)を代弁する、ベートーべンのピアノソナタが印象深い。
あらすじ
ユカコ(加藤めぐみ)は同僚のシゲヒサ(佐藤博行)と付き合っているが、互いの部屋のスペアキーを返すことにしようと言われ、激しく動揺して部屋を飛び出してしまう。一方、ノボル(高木公介)は唯一気軽に話せる相手で同僚のサエコ(前川桃子)に恋心を抱いているが、サエコには“シゲさん”というあこがれの人がいて……。
関連記事
キャスト
スタッフ
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
-
- マコトヤ
- 技術
- カラー/ステレオ
- (テアトル新宿)
- リンク
- 公式サイト