小さな町の小さな映画館 (2010):作品情報
小さな町の小さな映画館 (2010)見どころ
大正時代から、北海道浦河町の人々を楽しませてきた映画館・大黒座にスポットを当てたドキュメンタリー。テレビやビデオの普及により映画産業が衰退し、さらに過疎化が追い打ちをかける中、93年間この場所に存在し続けてきた老舗映画館の歴史を振り返る。建築業などで財を成した三上辰蔵氏が屋敷に講談師や旅芸人を招いたのを皮切りに、やがて大黒座は映画館に一新。心底映画を愛する人々の心意気が伝わるそのたたずまいに、熱いものがこみ上げる。
あらすじ
北海道の南岸に位置する浦河町には、大正時代から93年もの間、町の人々の憩いの場として営業してきた大黒座という映画館がある。全盛期には220の客席が埋まったこの場所も、人口の減少や景気の悪化で客の数が減り、存続が危ぶまれた。だが、平成6年には席数48のミニシアターとして生まれ変わり、今も4代目一家によって経営が続く。
関連記事
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
-
- 「小さな町の小さな映画館」上映委員会
- 技術
- カラー
- リンク
- 公式サイト