フクシマからの風/第一章 喪失あるいは螢 (2012):作品情報
フクシマからの風/第一章 喪失あるいは螢 (2012)見どころ
2011年3月11日の東日本大震災で起きた福島第一原子力発電所の事故により、放射能高濃度汚染地域となった福島県飯舘村と川内村で、今も農業を営む人たちに取材したドキュメンタリー。2011年春から夏にかけて撮影は行われ、山草や薬草を研究する男性、ドブロク作りを楽しみとする男性、自給自足の生活をする夫婦など、村に住み続け、生活を守る人々の様子を映し出す。監督は、青森県六ヶ所村を記録した『田神有楽』を撮ったことをきっかけに、六ヶ所村の近辺に移住した加藤鉄。愛する故郷の汚染に苦悩しながら、希望を失わずに生きる人々の姿が胸を打つ。
あらすじ
東日本大震災以降、福島県で起きた原子力発電所の事故は予断を許さない状況が続いている。そんな中、飯舘村の広大な山をフィールドに、山草や薬草を移植し研究する85歳の菅野昌基さんがいた。菅野さんは、ある薬剤を用いて放射能の除染を試そうと考えていた。一方、妻に先立たれたばかりの志賀常次さんは、住み慣れた土地を離れるつもりはなく、自分の家を受け継いでくれる人を探していて……。
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映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
-
- 東風舎
- 技術
- カラー/HDV/16:9
- (ポレポレ東中野)
- リンク
- 公式サイト