“私”を生きる (2010):作品情報
“私”を生きる (2010)見どころ
君が代の斉唱、その際の起立など、教育現場で進んでいるとされる言論と思想の統制をめぐるドキュメンタリー。君が代不起立処分取消し訴訟で最高裁判決を待つ元中学校・家庭科教員、卒業式での君が代斉唱時のピアノ伴奏を拒否した小学校・音楽教員など、教育現場のみならず日本そのものが右傾化しているとして抗う3人の教育者を追う。「今、社会で何が起こっているのか?」「自由と民主主義とは?」といった疑問を浮き上がらせていく。
あらすじ
東京都の教育現場では、職員の意向確認における挙手、採決の禁止、職務命令として卒業式、入学式で君が代斉唱と起立を強制されるなど、教師たちの言論や思想が統制されつつあるという。上からの命令に従うことが恐ろしい明日を作ってしまうと、最高裁にまで持ち込んで君が代不起立処分取消し訴訟を行っている、元中学校教師の根津公子。そして、職員会議での挙手と採決の禁止撤回を東京都教育委員会に申し出た、元公立高校校長の土肥信雄など、右傾化の流れに抵抗する教育者たちの真摯(しんし)な思いを見つめていく。
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映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
-
- 浦安ドキュメンタリーオフィス
- スリーピン
- 技術
- カラー/デジタル
- (オーディトリウム渋谷 ほか)
- リンク
- 公式サイト