医す者として (2011):作品情報
医す者として (2011)見どころ
長野県の佐久総合病院における、高度専門医療と地域密着医療の60年に及ぶ歩みを刻んだドキュメンタリー。戦後間もなくこの地に赴任した青年医師が実践した、現代の健康診断ともいえる全村健康管理や近隣の農山村への出張診療などへの取り組みを、貴重な16ミリフィルムの映像と共に映し出す。長年にわたる活動を通して農村医療の礎を築いたのは、元佐久総合病院院長の故・若月俊一氏。健康予防管理活動の草分け的存在として尽力した彼の功績は大きい。
あらすじ
まだ日本が戦争の痛手から立ち直れないでいた昭和20年、東大医学部卒の若月俊一は、信州にある佐久病院に外科医長として就任する。彼は翌年には同病院の院長となり、農村への出張診療や、農民たちの健康管理のための全村健康管理などをいち早く実践する。それと同時に、演劇や病院まつりなどを通して地域との交流も積極的に行っていく。
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映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
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- グループ現代
- 技術
- カラー/モノクロ
- リンク
- 公式サイト