菖蒲 (2009):作品情報
菖蒲 (2009)見どころ
『灰とダイヤモンド』『カティンの森』などのポーランドの巨匠、アンジェイ・ワイダ監督が、フィクションと主演女優のモノローグ、撮影風景を交錯させながら、生と死についてつづる文芸ドラマ。ドラマ部分は「尼僧ヨアンナ」の作者でもあるヤロスワフ・イヴァシュキェヴィチの短編小説を基に中年の医師の妻と若い男との出会いと交流が描かれ、主演女優クリスティナ・ヤンダが語る夫の突然の病と死、監督の演出風景が挿入される。三つの世界が共鳴し合い、若さや老い、愛、死といったテーマが強く浮かび上がる、ワイダ監督の老練かつ刺激的な演出手腕が見事。
あらすじ
ホテルの部屋のベッドから立ち上がった女優のクリスティナ・ヤンダ。撮影直前、彼女に降り掛かった撮影監督で夫のエドワード・クロシンスキーの病、そして死について語り始める。画面は変わり、ポーランドの小さな町。ワルシャワ蜂起で二人の息子を亡くしたマルタ(クリスティナ・ヤンダ)は重病に侵されていた。そんなある日、マルタは川岸のカフェで美しい青年ボグシ(パヴェル・シャイダ)に目を留める。
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キャスト
スタッフ
- 監督
- 原作
- 撮影監督
- 作曲
- 美術
- メイクアップ
- 音響
- 編集
- ポスプロ・コーディネーター
- プロダクションマネージャー
- プロダクションスーパーバイザー
- エグゼクティブプロデューサー
- プロデューサー
映画詳細データ
- 英題
- TATARAK
- 製作国
- ポーランド
- 配給
-
- 紀伊國屋書店
- メダリオンメディア
- 技術
- カラー/シネマスコープ