幸せな時間 (2011):作品情報
幸せな時間 (2011)見どころ
がんと認知症が発覚した一組の老夫婦とその周囲の者たちの姿を見つめたドキュメンタリー。日本大学藝術学部映画学科撮影コースで学ぶ武井彩乃が、練習用にと5年間にわたって撮影した祖父母たちの映像を、『カヲリの椅子』『ヒロさんのお引越し』などの短編作品で注目を浴びる横山善太が監督を務め、ひとつの作品としてまとめ上げた。老い、介護、別れといったものだけを見つめるのではなく、そこから家族のきずなや人を愛することの尊さを浮かび上がらせていく温かな視線が、観る者の心をつかむ。
あらすじ
50年も連れ添ってきた、丸山忠吾と丸山サチ子の夫婦。そんな二人の姿を孫娘である武井彩乃がビデオカメラで記録することに。平穏で平凡な毎日を送っていた夫婦だったが、サチ子が認知症だと診断され、ほどなくして忠吾のガンが見つかる。病が進んでいってしまう祖父母、介護に必死な母親の姿などをカメラ越しに見つめながら、老いや別れという現実をかみしめていく彩乃。やがて、サチ子は彼女のことを忘れるまで認知症が進んでしまうが、それでも夫のことだけは何かと心配し続ける。
キャスト
スタッフ
- 監督
- 撮影
- 音楽
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
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- 「幸せな時間」製作委員会
- 技術
- カラー/デジタル
- リンク
- 公式サイト