核の傷:肥田舜太郎医師と内部被曝 (2006):作品情報
核の傷:肥田舜太郎医師と内部被曝 (2006)見どころ
広島で原爆投下に直面して自身も被爆しながら、被爆者たちの治療に当たってきた医師・肥田舜太郎のドキュメンタリー。直接的に放射能にさらされなくても人体に悪影響を及ぼす低線量被曝と内部被曝の恐ろしさ、それらを隠そうとしているアメリカ、日本の両政府の姿勢を、彼自身の言葉や姿を通して訴えていく。ナレーションを担当するのは、『ヒミズ』でベネチア国際映画祭新人俳優賞を受賞した染谷将太。東日本大震災による福島第一原発事故を体験したからこそ、肥田医師の言葉の一つ一つが観る者の胸に迫る。
あらすじ
軍医少尉として広島陸軍病院に赴任していた1945年8月6日に原爆によって被爆し、そのままほかの被爆者たちの治療に尽力してきた医師・肥田舜太郎。その際に直接の被爆を免れた人々も体の不調を訴えるという原因不明の症状を発症することに疑問を抱え続けていた彼は、戦後30年を経てアーネスト・スターングラス博士が低線量被曝についての研究を記した著書「低レベル放射能」と出会い、その答えを得ることに。低線量被曝の脅威だけでなく、原爆投下後の調査でつかんだ同被爆の影響をアメリカと日本が隠ぺいしていたことに、肥田医師は衝撃を受ける。
関連記事
キャスト
スタッフ
- 監督・脚本・撮影・録音
- 助監督・編集
- 日本版ナレーション
映画詳細データ
- 製作国
- フランス
- 配給
-
- アップリンク
- 技術
- カラー
- (アップリンク ほか)
- リンク
- 公式サイト