夏の祈り (2011):作品情報
夏の祈り (2011)見どころ
長崎にある被爆高齢者のための特別養護老人ホームに暮らす人々が、被爆の実体験をテーマにした劇に取り組む様子を記録したドキュメンタリー。原子爆弾の恐ろしさを語り継ぐために、小中高生の前で年に数度上演される被爆劇を、2年にわたる取材で語られた犠牲者の思いと共に映し出す。監督は、テレビのドキュメンタリー作品でギャラクシー賞受賞経験があり、『カタルシス』などの劇映画も手掛ける坂口香津美。祈りをささげ被爆劇を上演する被爆者の姿から垣間見える、その苦しみはもとより、過酷な状況でもひたむきかつ気高く生きる姿に胸を打たれる。
あらすじ
長崎にある「恵の丘長崎原爆ホーム」は被爆高齢者のための特別養護老人ホームだ。そこでは訪れる小中高生に被爆の体験を語り継ぐという目的で、年に数度だけ被爆体験を題材にした劇を上演している。彼らの生活や劇からは、核兵器の恐怖や犠牲者の体や心の痛みといった被爆者の苦悩が浮かび上がる。
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スタッフ
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
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- ゴー・シネマ
- 技術
- カラー