自尊を弦の響きにのせて 96歳のチェリスト青木十良 (2012):作品情報
自尊を弦の響きにのせて 96歳のチェリスト青木十良 (2012)見どころ
90歳を超えてなお現役のチェリスト、青木十良の飽くなき音楽への探究心をつづった感動のドキュメンタリー。80歳を過ぎ、かねてより熱望していたというヨハン・セバスチャン・バッハの「無伴奏チェロ組曲」の録音に挑んだというチャレンジャーの90歳からの6年間を追い掛ける。彼は1年間体調が思わしくない状況に陥りながらも、高い音楽技術を求められる楽曲の演奏を決してあきらめなかった。一見柔和に見える青木のその不屈の精神と、10年の月日をかけて完成した音色に魂が震える。
あらすじ
長年チェリストとして活動してきた青木十良は、難曲といわれる「無伴奏チェロ組曲」の演奏をずっと夢見ていた。彼は85歳で「第6番」、91歳で「第5番」、そしてついに94歳で「第4番」の録音を完了するが、その温厚そうな外見とは裏腹に、心中で荒れ狂う自分の渇望する音色だけをひたすら追い求めててきた。そんな青木が最終的に追求したのは、エレガンス(自尊)だった。
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
-
- メディア・ワン
- 技術
- カラー
- (オーディトリウム渋谷)
- リンク
- 公式サイト