カムイと生きる (2011):作品情報
カムイと生きる (2011)見どころ
アイヌ民族古来の生き方を実践し、その伝統を後世に伝えようと活動している“アイヌの治造”こと、浦川治造のドキュメンタリー。70歳を過ぎているとは思えない精力的な姿、彼自身、家族、周囲の人々から語られる豪快なエピソードなどを通し、自然との共生を重んじたアイヌプリ(アイヌらしい生き方)の精神を浮かび上がらせていく。メガホンを取るのは、広告や音楽プロモーションなどの映像演出に携わってきた小松秀樹。ナレーションを、浦川のおいでもある俳優の宇梶剛士が務めている。
あらすじ
北海道浦河町のアイヌ集落で生まれ、父親から自然と共存する生き方「アイヌプリ」を学びながら育った浦川治造。生活のために40代で東京へ向かい、屈強な肉体と快活な性格を生かして懸命に働きながらも、都会の生活に染まることなく「アイヌプリ」を実践してきた。東京アイヌ協会やアイヌ初の国会議員・萱野茂氏の後援会を設立し、さらに山梨県大月市と東京都あきる野市にアイヌの伝統民家であるチセを復元するなどの活動に尽力して忙しい日々を送る。そんな彼に人々が魅了される一方で、家族は家にいないことを寂しがっていたという。
キャスト
スタッフ
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
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- サイクロイド
- 技術
- カラー
- リンク
- 公式サイト