シネマ歌舞伎 籠釣瓶花街酔醒 (2012):作品情報
シネマ歌舞伎 籠釣瓶花街酔醒 (2012)見どころ
歌舞伎の醍醐味(だいごみ)をスクリーンで再現し、デジタル上映する『シネマ歌舞伎』シリーズの第18弾。江戸時代を舞台に、実際に吉原で起きた事件を基にした、花街一の花魁(おいらん)に熱を上げた商人にまつわる物語を映し出す。1888年に初めて上演された名演目を、2010年に「歌舞伎座さよなら公演」で演じたのは、中村勘三郎や坂東玉三郎らそうそうたる面々。歌舞伎特有の美に彩られた花魁道中や、最終公演だからこそ実現した人気役者の豪華競演にため息が出る。
あらすじ
上州の絹商人佐野次郎左衛門(中村勘三郎)は商いのため、下男の治六(中村勘九郎)と共に江戸に出てきていた。二人は旅の土産話にでもと桜が咲き乱れる吉原へと足を踏み入れ、念願だった花魁道中を見物して帰ることにする。ちょうどそのとき、吉原一の花魁とうたわれる八ツ橋(坂東玉三郎)の道中を見掛けた次郎左衛門は、彼女のあまりの美貌に心を奪われてしまう。
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
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- 松竹
- 技術
- カラー
- リンク
- 公式サイト