蒼箏曲 (2012):作品情報
蒼箏曲 (2012)見どころ
「坊っちゃん」「吾輩は猫である」などの文豪・夏目漱石の「こゝろ」を、現代的な解釈を施して実写化したドラマ。夫とその親友であった男がしたためた遺書を手にした女性の姿を通し、三人の関係の裏に隠された秘密を浮かび上がらせていく。メガホンを取るのは『ソウル・オブ・ロック』などの天野裕充。主演を『演じ屋』シリーズの勝村美香が務め、『悪の経典』の尾関陸、『グラッフリーター 刀牙(トキ)』の夛留見啓助らが結集して妙演を見せる。物悲しい物語に加えて、情感あふれたビジュアルも魅力だ。
あらすじ
夫を自殺で亡くし、かなしみに暮れている静(勝村美香)。夫が残した遺書と、それ以前に自ら命を絶ったK(夛留見啓助)という男の遺書を手にした静は、15年前へと思いをはせていく。若き日の静は、後に夫となる先生(尾関陸)の親友であったKと一緒に暮らすように。だが、それを発端に各自が秘めていた思いや真実があらわになっていく。
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
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- BANANAFISH
- 技術
- カラー
- (オーディトリウム渋谷)