もういいかい ハンセン病と三つの法律 (2012):作品情報
もういいかい ハンセン病と三つの法律 (2012)見どころ
かつて隔離施設に送られたハンセン病患者たちについてそのあまりに不条理な法律と劣悪な環境での生活を取材し、100年にわたるハンセン病の歴史をひもとくドキュメンタリー。故郷や家族と離れ、特定の場所に隔離され、牢獄(ろうごく)のような施設での生活を強いられたという、ほとんど知られていないハンセン病患者の真実を現地での取材や当事者へのインタビューによって明らかにする。ハンセン病への社会的な差別にがくぜんとすると同時に、個人として社会として難病患者にどう向き合っていくべきか改めて考えさせられる。
あらすじ
1907年の「癪予防ニ関スル件」、1931年の「(旧)癪予防法」、1953年の「(新)らい予防法」という三つの法律により、ハンセン病患者は強制隔離のための施設に送られた。その生活とはどのようなものだったのか。子孫断絶、堕胎、園内での労働によって生じた手足の障害といった、ハンセン病患者たちが背負った問題を証言や取材を基に明らかにする。
キャスト
スタッフ
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 製作
-
- 「もういいかい」映画製作委員会
- 技術
- カラー/デジタル
- リンク
- 公式サイト