流　ながれ (2012)：作品情報

見どころ

首都圏最大級の水がめ「宮ヶ瀬ダム」の下流を流れる神奈川県の中津川を2001年から10年に及ぶ取材を敢行し、自然に与えた影響を浮き彫りにする自然ドキュメンタリー。関東の一部の河川だけに生息する植物「カワラノギク」の保護活動に単身で打ち込む住民、昭和30年代から川の水生昆虫調査を行う元教師に密着。身近すぎて見落としがちな自然の中にも、決して無視することのできない環境問題が存在することに気付かされる。

あらすじ

自然豊かな神奈川県・中津川の近くに住む二人の男性は、かたや絶滅危惧種の植物「カワラノギク」を保護し、かたや川の水生昆虫調査を昭和30年代からの長きにわたり続けている。2000年には、川の上流に首都圏最大級という宮ヶ瀬ダムが完成。その翌年から10年間、彼らの活動と共にダムができたことによる自然環境の変化を記録した。

関連記事

高畑勲×宮崎駿の初実写ドキュメンタリーも上映！「川映画特集」開催！

スタッフ

監督・編集

• 村上浩康

製作・撮影

• 能勢広

音楽

• 芳晴

映画詳細データ

製作国

日本

技術

カラー/DV

(ポレポレ東中野)