白夜 (1971):作品情報
白夜 (1971)見どころ
『少女ムシェット』などで知られるロベール・ブレッソンが、ドストエフスキーの短編を19世紀ペテルブルクから1970年代のパリへと舞台を移して実写化したラブドラマ。結婚を誓った恋人との再会を待つ女性と孤独な青年画家とが出会い、惹(ひ)かれ合う姿を追い掛けていく。『ことの次第』のイザベル・ヴェンガルテンが、演技経験がなかったとは思えないほどの存在感を発しながらヒロインのマルトを力演。恋の喜びと苦しみを見据えた深淵なテーマに加え、画面いっぱいに広がるしゃれた1970年代パリの街並みにも魅了させられる。
あらすじ
女性を頭で思い浮かべては、その内容をテープレコーダーに吹き込んでいる画家のジャック(ギョーム・デ・フォレ)。ある晩、彼はセーヌ川に架かる橋ポンヌフで思い詰めた表情をしている女性マルト(イザベル・ヴェンガルテン)と出会い、お互いのことを語り合う。マルトが、思いを寄せていた男性から「結婚できる身分になったら1年後に会おう」と去られるも、約束を信じてポンヌフに立っていたことを知ったジャックは、彼女に惹(ひ)かれながらも約束が果たせるように励まして付き添うことする。
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キャスト
スタッフ
- 監督・脚本
- 原作
- 撮影監督
- ギャング映画の撮影
- 録音
- 音楽
- 美術
- 編集
映画詳細データ
- 英題
- QUATRE NUITS D'UN REVEUR
- 製作国
- フランス/イタリア
- 配給
-
- エタンチェ
- 技術
- カラー/モノラル
- リンク
- 公式サイト