長良川ド根性 (2012):作品情報
長良川ド根性 (2012)見どころ
東海地方から太平洋に流れる長良川の河口堰(ぜき)をめぐり、時代や政治に翻弄(ほんろう)されてきた漁師たちの歴史と今を描くドキュメンタリー。1980年代に海と川を遮断する河口堰(ぜき)の建設に反対した漁師たちが、河口堰(ぜき)の建設後に養殖に活路を見いだすも、今度は河口堰(ぜき)の開門をめぐる問題を突き付けられる様子を追う。『青空どろぼう』『死刑弁護人』などを手掛ける東海テレビのドキュメンタリー班が制作を担当。「経済的発展」「環境保護」など方針が変化する一方で、土地で代々生きる人たちに課せられた妥協や犠牲、不条理といった難問を解決せずにきた政治の姿勢が問われる。
あらすじ
ハマグリとシジミの漁が盛んな、三重県桑名市の長良川河口。そんな場所に河口堰(ぜき)の建設計画が持ち上がり、漁師の反対があったものの1990年代に運用を開始。悲惨な状況にあった地域の赤須賀漁協では長年ハマグリの養殖に取り組み、やっと水揚げ量も増えてきた。ところが2011年になり、環境意識の高まりとともに河口堰(ぜき)の開門調査が行われることになり……。
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スタッフ
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
-
- 東海テレビ放送
- 技術
- カラー/HD/16:9
- (ポレポレ東中野)
- リンク
- 公式サイト