ベルトルッチの分身 (1968):作品情報
ベルトルッチの分身 (1968)見どころ
『ラストエンペラー』などの巨匠ベルナルド・ベルトルッチ監督が、ロシアの文豪ドストエフスキーの「分身」を自己流にアレンジした異色作。内気な青年と、冷酷な殺人者の顔を併せ持つ主人公が次第に二つの人格に引き裂かれていく苦悩を表現する。壊れていく若者の痛みを繊細な演技で体現するのは、『グッバイ・モロッコ』などのピエール・クレマンティ。ヌーヴェル・ヴァーグの巨匠が使った手法をちりばめてた、幻想的で魔術的な映像と熱気に圧倒される。
あらすじ
大学で演劇のクラスを受け持つ青年ジャコブ(ピエール・クレマンティ)は、ある晩、ピアノを演奏する若者の背後に忍び寄りピストルで撃ち殺してしまう。彼は思いを寄せる教授の娘クララ(ステファニア・サンドレッリ)の誕生パーティーを訪れるが、あまりにも変な挙動だったため退場させられてしまう。そして、帰る途中で自分の分身が大きな影となって彼の目の前に現われ……。
キャスト
スタッフ
- 監督・脚本
- 脚本・原案
- 原作
- 撮影
- 美術
- 編集
- 衣装
- 音楽
- 製作
映画詳細データ
- 英題
- PARTNER.
- 製作国
- イタリア
- 配給
-
- ザジフィルムズ
- 技術
- カラー/シネマスコープ/デジタル
- リンク
- 公式サイト