母の唄がきこえる (2013):作品情報
母の唄がきこえる (2013)見どころ
2012年4月に廃止されてしまった、長野電鉄屋代線沿線を舞台にしたヒューマン・ドラマ。鉄道会社の車両整備士として働いてきた男と娘たちが抱えていた確執を氷解させるまでを、それぞれのモノローグを通して静かに見つめていく。『ポチの告白』の菅田俊、『ヘヴンズ ストーリー』の菜 葉 菜と大島葉子が、主人公の父子3人を熱演。家族の愛情や絆、故郷の温かさを訴えたストーリーもさることながら、雪の積もる真冬の長野をとらえた荘厳にして美しい映像も、観る者を魅了する。
あらすじ
雪に覆われた、冬の長野。ある小さな鉄道会社の路線が廃止になると知り、東京から生まれ育った長野へと帰ってきた姉妹。車窓から広がる故郷の風景を見つめながら、彼女たちは仲違いしたままである父親、亡くなってしまった母、家族で過ごした日々を思い出す。その頃、路線廃止と同時に定年を迎えた鉄道会社の車両整備士である父親も、線路沿いを家に向かって歩きながら穏やかとはいえなかった家族の関係を振り返る。それぞれが家へと近づく中、彼らの胸の中に家族というものに対するある思いが湧き上がってくる。
キャスト
スタッフ
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
-
- T-ARTIST
- 技術
- カラー
- (渋谷ユーロスペース ほか)
- リンク
- 公式サイト