いのちを楽しむ~容子とがんの2年間 (2013):作品情報
いのちを楽しむ~容子とがんの2年間 (2013)見どころ
40歳でガンを患うが、手術や抗ガン剤投与を行わない緩和治療を選択した女性・渡辺容子さんをめぐるドキュメンタリー。体に大きな負担をかける治療をすることなく生命をまっとうしようという決意のもと、生前追悼集の発行、友人たちとの交流、自然を求めて小笠原に旅行するなど、彼女が過ごした最後の2年に迫っていく。取材・構成を務めたのは、『君が代不起立』『ごみは甦える』などの松原明と佐々木有美。ガン患者であることに悲観せず、社会を見つめ、残された人生を楽しむ渡辺さんの姿には、誰もが胸を熱くさせられるはずだ。
あらすじ
東京都杉並区学童クラブ指導員として働いていた渡辺容子さんは、40歳の時に乳ガンを発症する。主治医である近藤誠医師が掲げた「早期発見・早期治療には根拠がない」という説に共感した彼女は、体に多大な負担を強いる手術や抗ガン剤投与をしない緩和治療に臨む決意を固める。やがて、ガンは肥大し、2008年には全身に転移したことが確認され、余命1年を言い渡される。その事実を受け止めた彼女は、放射線治療やホルモン剤投与を行いながら、小笠原旅行に出掛け、脱原発集会に参加するなど、活発的な毎日を送ろうとする。
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
-
- ビデオプレス
- 技術
- カラー/4:3/DVカム
- リンク
- 公式サイト