ポドリ君の家族残酷史X 韓国の夜と霧 (2010):作品情報
ポドリ君の家族残酷史X 韓国の夜と霧 (2010)見どころ
あまりに過激な内容から、韓国で上映禁止処分を受けたシュールな風刺コメディー。韓国警察のマスコットキャラクターとして親しまれてきたポドリ君が、自分を愛してくれない父を訪ねる旅に出て、行く先々で騒動を巻き起こす姿を描く。監督を務めるのは、『資本主義党宣言 万国の労働者、蓄積せよ!』『アンチ・ガス・スキン』などで韓国内外の注目を浴びる鬼才キム・ソン。韓国社会が抱える問題やスキャンダルを次々とネタとして引っ張り出すタッチに加え、ストップモーション・アニメーションと実写をミックスさせた独特の映像も見ものだ。
あらすじ
イ・ミョンバク韓国大統領の息子にして、国家と職務に忠実な警察官でもあるポドリ君。今日も父親への愛情を示そうと、暴徒を放水銃で鎮圧し、社会の秩序を乱す要因であるネズミの駆除に大忙し。しかし、いくら頑張っても父のイ・ミョンバクは温かな言葉を一切かけてくれず、メールすらも送ってこようとしない。悲しみを募らせたポドリ君は、父の愛情を確かめようと彼を訪ねる旅に出ることに。暴徒の群れをかわし、ネズミを操るなまめかしい笛吹き女の誘惑にも耐え、父のもとにたどり着くものの過酷な現実が待ち受けていた。
関連記事
スタッフ
- 監督・脚本・撮影
映画詳細データ
- 英題
- SELF-REFERENTIAL TRAVERSE: ZEITGEIST AND ENGAGEMENT
- 製作国
- 韓国
- 配給
-
- 非妥協的映画集団ゴクサ
- 技術
- カラー/デジタル
- (シアター・イメージフォーラム ほか)
- リンク
- 公式サイト