南営洞1985~国家暴力、22日間の記録~ (2012):作品情報
南営洞1985~国家暴力、22日間の記録~ (2012)見どころ
韓国映画界を代表する社会派監督として知られる『折れた矢』などのチョン・ジヨンが、韓国公安警察が民主運動活動家キム・グンテを拷問した事件を基に放つドラマ。軍事政権下の韓国を舞台に、不当逮捕により22日間に及ぶ拷問を受ける活動家の孤独な戦いを追い掛けていく。『折れた矢』にも出演したパク・ウォンサンとイ・ギョンヨンをはじめ、実力派俳優が結集する。凄惨(せいさん)な拷問の描写、そこに込められた国家による暴力への怒りや人類の尊厳が心に突き刺さる。
あらすじ
韓国が軍事政権下にあった、1985年9月。民主化運動に身を投じるキム・ジョンテ(パク・ウォンサン)は、目隠しをされて警察署からある場所へと移送される。そこは南営洞にある警視庁治安本部対共分室で、彼を反国家団体のメンバーとして罪を着せるための取り調べが待ち受けていた。拷問技師イ・ドゥハン(イ・ギョンヨン)による、想像を絶するようなむごい尋問が行われる。いつ終わるのかわからない絶望と苦痛が続く中、キム・ジョンテは国家による暴力に対してあらがおうとする。
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映画詳細データ
- 英題
- NATIONAL SECURITY
- 製作国
- 韓国
- 配給
-
- 西ヶ原字幕社
- 技術
- カラー
- リンク
- 公式サイト