シネマ歌舞伎/歌舞伎クラシック 身替座禅 (2014):作品情報
シネマ歌舞伎/歌舞伎クラシック 身替座禅 (2014)見どころ
2010年に建て替えのため休館した第四期歌舞伎座で1982年11月に上演された、十七代目中村勘三郎や十七代目市村羽左衛門らが出演した歌舞伎を映像化。座禅の行をすると妻にうそをつき、家来を替え玉に仕立て恋人との逢瀬に出掛けた大名・山蔭右京とその妻・玉の井が繰り広げる騒動を描く。二人の板挟みになる太郎冠者役を、後の十八代目勘三郎となる中村勘九郎が妙演。ユーモラスな掛け合いや表情、歌舞伎を彩ってきた名優たちの至高の芸を堪能できる。
あらすじ
大名の山蔭右京(中村勘三郎)は都にやって来たという恋人の花子を訪ねるため、屋敷にある持仏堂にこもって座禅をすると妻の玉の井(市村羽左衛門)にうそをつく。家来の太郎冠者(中村勘九郎)に座禅ぶすまをかぶせて身代わりに仕立てた右京は花子のもとへ向かうが、ほどなくして玉の井に真相がばれる。そこで玉の井は、太郎冠者に代わってふすまをかぶり右京を待つことに。そして右京が帰宅するのだが……。
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 製作・配給
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- 松竹
- 技術
- カラー
- (東劇)
- リンク
- 公式サイト