僕はもうすぐ十一歳になる。 (2014):作品情報
僕はもうすぐ十一歳になる。 (2014)見どころ
昆虫が大好きな小学生を主人公に、死生観について描いた人間ドラマ。昆虫採集や標本作りに夢中な主人公が、大人たちの死についての矛盾する考えに触れ、死とは何かを考え始める姿を描く。メガホンを取るのは、本作が初めての長編監督作となる神保慶政。死について思いをめぐらす少年らしい真っすぐな目と心、秘境専門旅行会社に勤めていたという神保監督のインドやブータンへの造詣から生まれた死生観が興味深い。
あらすじ
昆虫好きの少年、翔吾(濱田響己)は母の香織(市川愛里)と二人で生活している。一方、父親の徹(河村宏正)は単身赴任でインドに在住。冬休み、翔吾に帰国子女の花音(紫英)が弟子入り。翔吾は花音に昆虫採集や標本の作り方を指導することに。ところが年末になりインドから帰ってきた徹は、現地の価値観に感化され肉や魚を口にしない上に、翔吾に教えた標本作りについて考え方が変化しており……。
キャスト
スタッフ
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 助成
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- シネアスト・オーガニゼーション・大阪
- 配給
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- ニューシネマワークショップ
- 技術
- カラー
- (新宿K’s cinema)
- リンク
- 公式サイト